フリーソフトウェア | free software
「自由なソフトウェア」
自由を促進するという意味でフリーと呼ばれている。コンパイルした成果物だけでなく、ソースコードが入手可能であり、さらに、その改変と再配付も自由である必要がある。
フリーソフトウェア財団(FSF)の創始者リチャード・ストールマン(RMS)が、自由に利用し、改変し、再配布することができるという意味でフリーソフトウェアという語を1980年代初頭に作った。この場合、単に無料であるソフトウェアは、"フリーウェア"と呼んで区別するが、フリーソフトウェアとも呼ばれている。
ソフトウェアが自由であることを重視するリチャード・ストールマンの立場からは「無料」との混同は避けたいところである。そのため、彼は折に触れてこの区別を強調し、また「日本語にはせっかく2つの意味を区別する言葉があるのだから、フリーソフトウェアではなく自由なソフトウェアと呼んで欲しい」と述べている。
オープンソースソフトウェアは改変や再配布が自由であるとは限らない。